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送ると届きます:
 一月三十日(月)
 ホリエモン関連の報道でなにが不愉快かって、Kっつーライターが鬼の首でも取ったかのようにキャンキャン騒いでるのがいちばん不愉快。「ホリエモンは日本人の倫理観を壊した」とか言ってるけど、お前が思ってるほど人間バカじゃねぇだろ。


 一月二十九日(日)
 俺も有名になりました


 一月二十七日(木)
 明日の予選、仕事の状態が状態なだけに行かない予定だったが、今月はズッキーの追悼試合になってしまったため、行くことに決めた。予選通ったら明後日も行かなくてはならず、下手したら(って言い方変だけど)二日合計で一日分くらいつぶれちゃうけど、その分、俺が無理すればいいや。これ読んでる版元の方、ハラハラしていたらすいません。でも、どうせ机に向かっていてもあれこれ考えてしまって集中できない。今日は丸一日パソコンに向かっていたけど、一行も進まず。

 ズッキーは、いいヤツだった。ものすごい行動力があって、尊敬していた。日本中のスヌーカーテーブルで撞いたことがあるのは、たぶん彼ひとりだ。去年の春くらいだったか、ヒマを見ては日本じゅう飛び回り、スヌーカー台が置いてある店ならばどこにでも出かけ、それをブログにまとめてくれていた。東海地方でスヌーカーが盛り上がるよう、とにかく尽力してくれていた。その彼の追悼試合なのだから、出なくちゃ。

 試合では、一度だけ当たったことがあった。去年前半のマンスリーだったと思う。接戦で敗れた。次当たったらとっちめようと思っていた。いつも試合中でもパンパンに膨らんでいたズボンのポケットを思い出す。いつでも彼はメモ帳を持っていて、試合中に感じたこと、誰かの発言などを書き留めていた。一緒にメシに行くと、食べたメニューまでメモしていた。マメな人だった。本当に残念だ。もう、JSA名物ともいえる彼の審判っぷりは見られないなあ。


 一月二十七日(木)
 スヌーカー東海の雄、都築選手が亡くなられたそうです。僕のもとにもまだ詳細は入ってきておりませんが、ここでご冥福をお祈りさせていただきます。方々に電話かけているのですが、どこも通話中です。詳細ご存じの方、ご一報ください。


 一月二十五日(火)
 午後四時に寝て、午後十一時に起き、そのまま日付をまたぎ、仕事をする。現在、二十六日の朝十時だから、ええと……、十二時間くらいか。まだまだやらなくちゃ。二月の第一週まで締め切りを伸ばしてもらって安堵のため息をついて「一日くらい息抜きできるかしら」なんて胸をなで下ろしたのもつかの間。そこにちょうど先月までやっていた翻訳の校正がぶつかる。どうしろっつーのよ。無理だよそんなの。でもやらなくちゃ。しかしタイミング悪いな。三、四日は徹夜が続きそうな気配だ。この間になにか他のものがおかしくなってもしょうがないな。どうせ、人に理解してもらえるような仕事のしかたしてねーし。しかし、重なるときって一気に重なるものだ、仕事。不思議。昨日今日でふたつ原稿を書き上げて入稿。まだまだでっかいひとつは終わらず。わけわからん。俺今、なにやってんだろ。イライラして、ネコの声にすら殺意を抱く。あー、あとでちょっとだけ抜け出して、なにか買い物でもしてこよっかな。そういうことがしたい。

 というわけで、今日はギラついたナイフみたいに危険な俺です。


 一月二十四日(火)
 おおおおい。今日から一週間ウチのマンション工事かよ! 頼むよ! この一週間で締め切りに間に合わせなくちゃいけないんだよ! 工事、朝の八時から夕方の六時まで。これは痛い……。ずっっとトンカチの音してる……。なんでこうもいろいろなことが重なるんだ……。いやあ、これは本当に困った……。原稿できねーよ、こんな騒音がずっと響いてたら……。


 一月二十三日(月)
 ホリエモン逮捕かあ。個人的に好きな人だったし、期待していたので残念。最初の大きいミスが致命的なミスになっちゃったな。でも、俺、ああいう人がいることは支持したいなと思う。非常に新鮮だったし、これからもまた、彼みたいな人が出てくると思う。ITってまだまだ黎明期なんだから、洗練されてなくて当たり前みたいな部分もあるだろう。ルールや常識は、知らずに失敗する人たちがいるからこそできていく。ホリエモンて、もしかしたらそういう役割の人なのかも。とか思った。彼は、若い人たちに勇気を与えたと思うよ。「俺たち、生まれたときにはもう世界できあがってたし、口出ししたって無駄だし、どうなるわけもねえし、なんかだりいなあ」って感じの人たちの中には、彼を見て、自分たちもそこに立ち向かっていけるんだと思った人もいるだろう。だからこそ、違法行為してたのは残念だけどな。説得力なくなっちゃうよ。
 にしても、マスコミの報道の仕方には腹が立つ。最近まで、ホイホイ彼についていってはおべんちゃら使って、おだてて、機嫌取りしてたじゃん。ある程度悪く言うのはしょうがないにしても、ほんと豚並みにひどく言い過ぎだよ。今になって「そういえばあれも気に入らなかった。あれはどうかと思う」とかさ。見苦しいぜ。ホリエモンの傲慢を助長させた原因の一端はおまえらじゃん。しったふうな顔で拘置所にいる相手の悪口言ってないで、自分たちの軽薄さを少しは恥じろ。ほんとださいよ。


 一月二十一日(土)
 精神的に参ってるときにこういうのは沁みるぜ。


 一月二十日(金)
 よくテレビで「戦いの火ぶたは切って落とされた」って表現聞くけど、そんな言葉ないぞ。切って落とすのは「幕」で、火ぶたは「切る」。「火ぶたは切られた」が正解。言葉を使って仕事してる人には、もうちょいしっかり勉強して欲しいなと思う。


 一月十七日(火)
It's not why you love it, but how.

 徹夜でフラフラの頭を引きずるようにしながらランチを食べに出かけ、早稲田通りに出たところで、実は食べ物など口にもしたくないということに気づく。空腹感と食欲が一致していない。ビルの谷間だというのに世界が眩しくて目の奥にズンとした鈍い痛みが広がり、思わず目をとじる。
 角の鉄板焼き屋から、なにかスープでも煮込んでいるようなこってりとした匂いが漏れだしてきている。路上駐車がひしめく片道一車線の狭い通りを、親のかたきみたいなスピードでぶっ飛ばしていく車があり、いったいどんな野郎だとそちらに視線を向けるころには、もうとっくに見えないところまで走り去っている。
 空を中心にして地面が回り始める。せわしげな人が足早に歩いてゆく。ヒマそうな人がのんびりと歩いてゆく。世界はまるで、バラバラに散らばり幾層にも隔たった、まったく違う宇宙の寄せ集めみたいだ。本来一緒にあるべきではない物、本来一緒にいるべきではない人。そういったものが、ぜんぶごちゃまぜになって、ぶつかりあい、摩擦を起こしあい、そして何食わぬ顔してひとつの方向へと動いてゆく。
 俺はただぼんやりとそれを眺めながら自分なりに理解し、そして、君からまた一歩離れてゆく。


 一月十六日(月)
「シモン」て名前もあんまり普通じゃなくて、未だに「おお、珍しいですね」なんて言われることも多々あるわけだけど、今日は仕事の休憩中に、自分の名前などまだまだ普通であることを知った。そんなわけなので、みなさまもお楽しみください。かわいそうな名前をつけられてしまった子供一覧


 一月十五日(日)
 深夜三時、いきなり俺の文章が戻ってくる。スラスラ書ける。すげえ! というわけで、今日は徹夜。現在十六日の午前七時。ここしばらく、どうしても文章が書けなくなってしまい、まったく無駄な時間を過ごした。ほんと、メンタルって不思議だ。ともあれ、今日からはガンガン行くぜ。


 一月十四日(土)
 無理


 一月七日(土)
 ドバっとメッセージ頂きましたが、風邪は大丈夫なようです。ありがとうございます。

 今日も朝から仕事仕事……。この原稿を送ったら、さぞかし幸せな気分になれるだろうなあ……。予定では、来週中に訳を一通り終え、残り二週間でガリガリガリガリガリガリガリガリ手直し。で、一月末に訳了。もしくは、ちょっと遅れて訳了。こればっかりは「ちょっと手伝って」と誰かに頼めるような仕事ではないし、とにもかくにもやるしかない。

 そうそう、ウェブ上に今月末発売の新刊『話すヒント』(アスペクト:フェラン・ラモン・コルテス著)の情報がちらほら載り始めた様子。コミュニケーションに自信の持てない主人公が、ミノルカ島に立つ五つの灯台を巡りながら「コミュニケーションとはいったいなにか」を考える、寓話めいたストーリー。空気感が非常にいい作品です。ぜひぜひご一読を。これは、実際にかなり役立つ一冊です。
 今年は、現在決まっているだけで、さらに5冊の訳書が出る予定。現在は、3冊が作業待ちで、2冊が作業中。このうち3冊は前半に刊行されるはずなので、そのつどお知らせしますね。今手元にある仕事がぜんぶ終わったら、ズバッと参上ズバッと休暇。ちょっと派手に休まんと、もういかんわ。


 一月六日(金)
 あげくのはてに風邪ひきました。


 一月五日(木)
 新年早々、さっそく精魂尽き果てている俺ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? ここんところ日記の更新が滞りがちなのは、もうキーボードなんて叩きたくないからです。仕事だけで精一杯。

 ともあれ、な ん と か か ん と か、一月中に、悪くても3、4日遅れで、今やっている翻訳がひととおり終わりそうな感じになってきました。いやあ、こうなると、一月が三十日までではなく三十一日まであるのが本当に本当にありがたい。この一日があるかないかは非常にでかい。あと嬉しいのは、締め切り予定日が金曜とか土曜とかの場合。金曜の場合は「金曜深夜までが締め切り」という認識なのだけど、深夜になど原稿を送ったところで会社には誰もいない。ということは、自動的に月曜まで締め切りが伸びるという寸法だからだ。ふとカレンダーを見て締め切りが週末にカブってたりすると、これはもう小躍りして喜ぶわけである。

 だがしかし、二月はまたしても地獄の予感。今月前半に届くはずだった原稿が遅れに遅れており、二月になってしまうのだそう。刊行予定が三月末というスケジュールのはずだったのだが、これはもう、ぶっちゃけ無理だな。残念だが次年度に持ち越しになってしまいそう。二月前半に初稿を訳了というのは、どう考えても無謀だ。ていうか無理だな。なんとかスケジュールが動いてくれると、地獄を味わわずに済むのだけれど……。スヌーカーも、さすがにほとんどできてないよ。

 広いとこ行って、うまいもん食って、酔っぱらって、泥のように眠りたい。


 一月一日(日)
 明けましておめでとうございます。

「昨日仕事納め、本日仕事初め」という、つまりまったく休みなどない多忙の中、一泊二日で埼玉に帰省してきました。姪の花子にもようやくちゃんと懐かれたようで、たくさん遊んで来てしまいました。明日からまた本格的に仕事仕事になるけど、なにはともあれ今月さえがんばって乗り切ってしまえば、来月からは多少は楽。まあ、中頃まではそれなりに忙しそうだけど。でもまあ、どんな無理なスケジュールでもやってればなんとかなるのは経験から知っている。とにかくやるだけ。
 馬場に戻ってきてみたら、何枚か年賀状が届いていた。そういえば、十二月はとにかく必死だったので年賀状を書いていなかった。明日買ってきて、せめてお返事だけでも書くとしよう。ほんともう『Letters to Me』とか翻訳してるクセにこれだけガツガツ仕事してるというのは、なんとも皮肉。それもこれも、僕の能率があんまりよくないからなのかもしれないけれど。

 さてと、今月末には半年ぶりとなる新刊が発売になりますよ。まだちょっとタイトルなど未定というか僕には知らされていないのでお知らせできませんが、コミュニケーションについて大変参考になる寓話形式の本です。けっこう気合いの入った一冊なので、ぜひぜひお楽しみに。