4月18日(日)
アイスランドの噴火の影響で、兄がロンドンから帰れずにいる。本人も日記で書いていたが「そうやって故郷から遠く離れたまま、帰る手段のなくなった人もいたんだなあ」と思うと、なんかこうドキリとしてしまう。拉致被害者の方々とか、帰国できると聞いたときはどんな気分だったろうか。ああマリオさん、ううっ、さようなら……。とはいえ、超多忙な彼が意外にのんびり過ごしているらしいと知り、ほっとひと息。本当に忙しい人だから、これぞ神様のくれたなんとやらだろう。増してや今は、スヌーカー世界選手権の真っ最中。BBCでは連日たんまりと、世界の頂点を目指す男たちの熱き戦いが観られるのである。残念ながら、マリオさんはスヌーカーにほとんど興味がないのだが。
誕生日ムードもすっかり薄らぎ、誕生日なんてもう一年くらい前のことのよう。お祝いしてくれた皆さん、どうもありがとうございました。今年は14日に下北沢に飲みに行き、日付変更とともにunkie(アンキー)の天才ギタリスト青木裕さん、そしてこれまた天才ギタリストの鈴木羊くん、そしてここ一年くらい仲良くしてもらっている面白い絵を描く更紗ちゃんにお祝いしてもらった。あとは、たまたま飲みに来ていたオトさんというおとっつぁん。みんなありがとう。はっと気づいたら、タクシーに乗って甲州街道を走っていた。帰巣本能ってすごい。
そうそう、昨日も書いた翻訳講座だけれど、ある程度の詳細が載ってないとマズいかなと思い、ある程度の詳細をお知らせします。下記を参照してくださいね。
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開始日:2010年5月10日(月)
回数:全16回 4ヶ月(毎週一度課題提出。量はあんまり多くないです)
☆内容
・1〜4:簡単なものを翻訳と、基本の解説。
小中学生向けの簡単な本を数ページ、詩を数編などなど、無理のないものを翻訳していただき「どんなミスをしがちな傾向にあるか」を指摘。その回避法などを解説します。簡単なもので犯すミスは、どんなものをやっても犯すミス。辞書など引かなくても読めるくらいのものから始めてみるのが基本ですし、何年経ってもやってみるべきチェック法です。また「翻訳すべき英文に向き合ったら、まずはここをチェックしよう」というチェック項目の解説などなど。
・5〜8:キャラクターやストーリーの解析など、日本語でのそれの再現など、訳文作り応用編。
1〜4で学んだ基本を頭に入れて原文と向き合います。キャラクターの性格をどう決めるのか、書かれていないストーリーの裏側にどう手を伸ばすのか、などなど……。原文全体を把握し、それをしっかり日本語に置き換えるための「材料集め」は、翻訳作業の肝の部分といえます。翻訳作業の半分くらいは調べ物に費やされるといっても過言ではありません。「何をどう調べ、どう決めるのか」を、効率のよいリサーチ法と一緒に解説します。
・9〜12:シノプシスの作成と、作品の構造解析。
翻訳者の実力が、もしかしたらいちばん分かりやすく出るのがシノプシスの作成かもしれません。シノプシスとは、たとえば300ページの作品をA4用紙7枚にまとめたもの。あらすじ、梗概、そんな感じです。シノプシスは、出版社が出版の可否を決めるときにしばしば参照される大事な資料で、その作成は翻訳者や下訳者に任されることが多いのですが、いかんせん制作期間が短いもの。その短い時間の中で、いかに効果的なシノプシスを作成すればいいのかを解説。この「ざっと読んで把握する」という能力は、とても大事です。また、実際に自分でオリジナル作品のシノプシスを作り、ちょっとした短編やエッセイなどを書いてみながら、シノプシスというものに対して逆側からアプローチしていきます。また、書き上げたものを叩き台にして、日本語の文章力アップのポイントなどを解説します。
・13〜16:実践翻訳作業。
短いテキストを翻訳し、ミスをチェック。また同じものを翻訳……ということを繰り返します。ミスを犯したら、そこに留意して別のテキストを翻訳するよりも、同じものをやり直してみるほうが自分でも分かりやすいものです。数ページほどの短編を2本用意しようかと思っていますが、今回はテスト運営ですし、ここまでの進み具合を見ながら判断して決めていこうと思ってます。
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という感じ。我ながら、なかなかいいプログラムだと自画自賛しています。これは「フリーランスを目指す方のための基本講座」みたいな感じですが、実際にお教えする内容は、だいぶ実践的なものになります。というか、僕が普段意識していることはすべてお伝えするつもり。で、今回はテスト運営ということもあり、料金は安めに税込み42,000円に設定いたしました。今回ご協力いただく受講生の方々からのフィードバックを元にプログラムを練り直し、本開講は10月あたりを予定しています。まあ内容はあんまり変わらないと思うので、今回はお得だと思いますよ。夏頃にウェブサイトを作成するつもりでいるのですが、仕事をしたい人向けとは別に、趣味で翻訳をやってみたい方のためのシンプルなコースも考えています。
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