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 八月二十六日(火)
 一昨日徹夜して翻訳を一本終え、とりあえず午後まで仮眠。昨日一日かけてもう一本やってしまおうと思ったら、知人から呼び出し。買い物に付き合うことになり、一路渋谷へ。お気に入りのブランドがセールをやっているのでついて来なさいとのことで、109に行ってお買い物。どこの店もギャルっぽい店員と大音量の音楽なのでえらい疲れたが、まあいいリフレッシュにはなった。買い物が終わったらコーヒー飲んで、「すまん! 今日はここまでにして、後日また遊ぼう」と約束を取り付けてから自宅へトンボ返り。人混みと大音量が苦手な俺にとって、109は鬼門だ。
 すげー眠かったのだけど、妙なテンションでなかなか寝付けず、二、三時間ほどうんうんうなったり、何分かの浅い眠りに落ちたりした後、しかたなく起き上がって仕事。しばらくやったら猛烈な眠気に襲われたので、ここでようやく就寝。おかげで今日はけっこう早起きできたので、朝から仕事。翻訳をひととおり上げ、他の原稿をチェックし、とりあえず一区切り。ずっと文字見ていたせいで目がショボショボだ。今日はもう、一杯飲んですぐ寝てしまうつもり。角家にも久しく行ってないや。

 昨日ようやく、給湯器を修理してくれる業者さんと電話で連絡がついた。大家さんにガンガン言ってくれた不動産屋さん、本当にありがとう。おかげでようやく明日の午後に修理(というか交換)できることになった。明日っからついにお湯のシャワーが浴びられるぞ。


 八月二十四日(日)
 26日に締め切りを2本抱えているので、それまでは引きこもって作業の嵐。シャワーはまだ直らず。でもネットカフェ行くとマンガを読んでしまうので、結局自宅で水浴び。気持ちも引き締まるので一石二鳥。そう思わないとやってられん。ドンと来い水シャワー。コツは「水が出るだけでもありがたい」というメンタリティに自分を持ってゆくことだ。ここは砂漠だ! ここは砂漠だ! ここは砂漠である! おお、水あるじゃん! イヤッホーウ! っていうところまで持ってゆくことだ。そう思うと、好きなだけ水が出るということの素晴らしさに君も気づくだろう。あ、今日燃えるゴミの日じゃん。

 最近けっこうびっくりしたのは、兄が「ガッチャマン主題歌を唄っているのは『およげ! たいやきくん』を唄っていた子門真人氏である」ということを知らなかったことだ。俺的にこれは「塩を入れすぎたら砂糖を入れよう」くらい当たり前の常識であるので、聞いたときは非常にショックだった。これまで34年間余、なんやかやで関わり続けてきた兄弟がこれを知らないというのは、意外中の意外である。これってみんな知ってるのが普通じゃないの? いや、たぶんそうでもないんだろうな。

 先日は、久々に烏山でアンドーさんとお酒。一年ぶりまでは行かないけれど、去年の年末以来。あちこちで飲んで、結局終了したのは午前二時過ぎとか。その後、タカさんがやってるInvitationというバーへ。ここにはポケット台が置かれている(なんと、メトロである)。で、昔烏山のビリヤード場に通っていたころの常連さんとかと球撞き。すげー久々に球撞いたけど、まったく入らん。やっぱ継続して練習してないとダメね。


 八月二十二日(金)
 結局、業者は来なかったとさ。今日も今日とてネカフェでシャワー。このままネットカフェに棲み着いてしまおうかしら……。そうすれば、公共職業訓練の受講を条件に、月々15万円の融資が政府から受けられるようになるらしいよ。なんだそりゃ! 頼むから税金ちゃんと使ってくれ!

 それはともかく、風呂だよ風呂。大家さんに電話してみたが、今日は終日まったくつながらず。ここまで来ると、さすがに大家としての義務を果たしているとは言い難い。「早くしてください」「でもお風呂屋さんだってあるでしょう」くらいならまだ我慢するが、土曜に直すと言っておいて土曜に直さないのはひどい。明日からは日中留守にしなくてはいけない用事があったりするので工事もできず、結局、最速でも水曜日ということになってしまうではないか。もう大家はアテにならんので、明日また連絡して「勝手にやらせてください。かかった費用は来月の家賃から引いて振り込みます」ということにしようと思う。


 八月二十二日(金)
 大家さんと電話つながった! つーても、一昨日のことだけど。結局給湯器はまだ直っておらず、土曜日まで業者さんがお休みなんだとか。目と鼻の先にある東京ガスに頼めば二日くらいで直るのに……。んなわけで、現在は近所のネットカフェにシャワーを浴びに行っている。なんだかどうも釈然としないが、まあしょうがない。しかし、前日の今日もまったく連絡がないのだが、本当に明日来てくれるのだろうか。ものすごく心配だ……。大家さんに電話してみようかと思うのだけど、三十秒で済むはずの話も彼女にかかると五分くらいかかるので、なんとも気が重い。

 最近は、旅行の道がうずきっぱなし。行きたい場所がいくつかある。仙台、函館、札幌、出雲、尾道あたりが濃厚か。函館と札幌は行ったことあるから、仙台、出雲、尾道のどれかかな。東北行ったことないから、仙台かなー。


 八月二十日(水)
 おーい大家さん、電話に出てくれ!

 二日前にお湯が出なくなってしまい、ガス会社に来てもらったところ、給湯器の故障が発覚。もうめちゃくちゃ旧い型の給湯器で部品がないらしく「こりゃあ給湯器ごと交換ですよ」と言われてしまった。不動産屋さんを通して大家さんに連絡を取ってもらった。大家さんが知ってる業者でやるということらしく、不動産屋さんは「今日中になんとかしてくださいよ」とお願いしたらしいのだけど、俺には大家さんからなんの連絡もナシ。何回電話しても出ず。留守番電話もない。だがしばらく鳴らしているとファックスに切り替わるため、「とにかく早くしてくれ」と連絡先を添えたファックスを送信。丸一日経つが、未だ連絡ナシ。夏とはいえ、水シャワーはめちゃくちゃ寒いよ。なんとかしてくれ大家さん!

 一昨日、そして昨日と水シャワーだったのだけど、さすがに今日は遠慮したい。朝から何度かけても出てくれないので「もう俺、勝手にやっちゃいますよ」と不動産屋さんにかけようとしたのだけど、なんと今日に限って不動産屋さんが休み。つーかこれって大家さんの責任放棄じゃないの? でも、なんかちょっとアレな感じのお婆さんで、勝手にやったらトラブルになりそうなんだよなあ……。でも三時までに連絡つかなかったらやっちまおうかな……。


 八月十六日(土)
 三国志の、かの有名な赤壁の戦いが、『赤壁(レッドクリフ)』として映画化される。「M:I-2のジョン・ウー監督が三国志を完全映画化!」と盛んにCMをやっているが「たったひとりの女のために戦争をおこすのか……」みたいなセリフ(コピー?)が流れているのを見て、「うわ、それはねぇよ」とちょっと引いてしまった。完全映画化なんだから、ちょっとリアルにやれよ。そういう流れじゃねーだろ! 公式サイトのストーリー紹介でも「戦いの火蓋が切って落とされた」と言葉を間違っており、非常にいただけない(切って落とすのは幕。火蓋は切るものである)。

 でもきっと見ちゃうんだろうなあ。あ、いや、どうだろう。

『崖の上のポニョ』を観てきた。あれはすごい! まだの人はすぐ観に行ったほうがいい! 児童文学ってやっぱすげーなと、改めて物語りの力を感じさせられてしまった。ジブリやっぱすごいや。


 八月九日(土)
 しばらく閉じこもります。


 八月四日(日)
 ミュージシャンとか歌手とかのインタビュー見てて、自分のことを「アーティスト」って呼べる人ってすげーなーと思う。なんつーか「職業? クリエイターです」みたいな。さらに言うなら「職業? 一応クリエイターやってます」みたいな。そんな感じ? なんかこっちがモジモジしちゃうっつーの。

 ずっと前にたまたまビリヤード場で相撞きになった人がモロにそれ系で、まあ休憩しつつ話なんてしてたんだけど、「俺はあのー、なんつーのかな。クリエイターかな。アイデア売ってるって感じ」とか言ってたせいで吹き出しそうになって、まったく球入らなくなったのもいい思い出。


 八月一日(金)


 明川哲也さん、ギタリストのMITSUさん、兄のマリオさん、そして哲也さんとMITSUさんのお知り合いの方ふたりと一緒に、逗子に釣りに行ってきた。狙うはアジとサバ。昨年末に外房のヒラメ釣りで惨敗しており、リベンジを胸に誓って臨んだ。ほぼ初めての海釣り体験のため心配していたが、釣れて釣れて釣れまくった。クーラーボックスはあっという間に満杯。


 魚といえばサバがいちばん好きな俺にとっては次々と大好物が釣れるわけで、テンションが上がること上がること。結局、サバを30匹近く、アジを一匹釣り上げて船を降りた。
 船を降りたら、浜辺で飲み会。取れたてのサバやシーラを刺身や塩焼きで頂く。マジうまい! 今回乗せていただいた釣り船、鮎丸の船長さんは本当に素晴らしい方で、何から何まですっかりお世話になってしまった。


 18時半の湘南新宿ラインにて、後ろ髪を引かれながら僕だけ一足先に帰宅。さすがに満杯のクーラーボックスは重い。重すぎる。何度も心が折れそうになりながらも、なんとか高田馬場に到着。マンションに戻ったらそのまま死んでしまいそうだったので、まっすぐ角家に行ってサバを引き取ってもらい、一匹だけのアジを塩焼きにしていただいて一杯。自分で釣った魚を好きな店で調理してもらうなんて、なんという幸せ。


 あんまり飲むと死んでしまいそうだったので、次はこれまた好きな店、頻繁にお世話になっているGARUDAの兄弟店のJAWSに六匹届けた。ここの料理人のタカシ君(腕相撲めっぽう強い)はもともと和食の人なので、きっとおいしくしてくれるはず。さっそくしめ鯖を仕込み始めてくれた。二杯くらい飲んで帰宅したら、そのまま速攻でダウンしてしまった。とーちゃんは18時間にもわたる留守番によく耐えてくれた。以外と放っておいても大丈夫なのな。安心安心。
 で、今日のランチはJAWSにてしめ鯖定食。すばらしく美味しいしめ鯖に舌鼓を打ちながら、非常に優雅な食事を楽しんだ。それにしても筋肉痛がすごい。クーラーボックスのせいだ。今日これだけ痛いってことは、明日はもっと痛いのだろうか。


 今夜は九時から新宿にて知り合いの出演するライブを観てから馬場に戻り、角家にてサバ・パーティの予定。今から楽しみだ!

 誘ってくださった明川さん、MITSU君、そして素晴らしい経験をさせてくださった鮎丸さん、本当にありがとうございました。